祝言は現在の一般的な呼び方で表すと「人前式」になります。
神仏に誓う結婚式ではなく御列席頂いた皆様に誓い、証人になっていただきます。
挙式の内容はお二人と御相談の上決定して参りますがここでは祝言屋オリジナルのよく用いられるものをご紹介致します。
配席の方法としては大きく分けて二通りのご提案になります。
座布団で着座する方法、椅子とテーブルを用いて行う方法です。
年輩の方が多い場合は椅子を用いる方が親切かもしれません。
着座
先に新郎と列席の皆様は会場内で着席頂き新婦のご入場を待ちます。
祝言屋では新郎・新婦に近い上座から、父・母・きょうだい・祖父母・親族の順に配席致します。
友人がいる場合は後方、または横に並んで着席していただきます。
新婦入場
尺八の音色で祝言開始。入場はお母様のお手添えで入場となります。
ゆっくりと歩み、新郎前で一礼後お母様は自席へ進みます。
開式の辞
二人が高砂に並ばれたら、開式の辞を司会より行います。
緊張感が漂う中で両家を結ぶ儀式の開始です。
指輪の交換
指輪の交換を行います。
初めに新郎から新婦、次に新婦から新郎への手順です。
リングピローは弊社でもご準備できますが、お持ち込みも可能です。
夫婦固めの杯
お酒を注がれた一つの杯を新郎・新婦の順に交わします。
赤の杯に注がれたお酒を半分新郎が飲み、その杯を新婦へ。新婦が残りを飲み干します。これで二人が夫婦になったことを表します。
親子固めの杯
次は新郎新婦・両親に順にお酒を注ぎます。
全員に注がれたら同時にお酒を飲み干します。
これにより両家が一つの家族となったことを表します。
親族固めの杯
最後に新郎新婦・両親を除く親族の方にお酒を注ぎます。
全員に注がれたら同時にお酒を飲み干します。
各項目においてお酒が苦手な方は口をつけるだけで構いません。
昔は「雄蝶 雌蝶」といってお子様が皆様にお酒を注いでいました。
列席にお子様がいる場合はお願いしてみるのも良いと思います。
誓いの言葉
新しい二人の門出に誓いを立てます。
声を合わせ、家族・親族へ感謝と共に新しい生活の誓いを述べて下さい。
ご自身の言葉で自由に作成いただいて構いません。
両家挨拶
両家親御様から一言ずつご挨拶をいただきます。
両家が一つの家族になった喜びと巣立つ新郎新婦に、はなむけの言葉をいただきます。
新郎結びの挨拶
列席の皆様に今日来ていただいたお礼を兼ねて挨拶を致します。
長い文章である必要はありません。
お開き
その後、写真撮影などを行い、お庭や会場内で自由に撮影を行っていただけます。
ご会食をご希望の方は準備が整い次第会食会場へとご案内致します。
祝言は全てのプランにおいて和楽器の生演奏にて進行致します。
厳かな雰囲気に和楽器の澄んだ音色が祝言に華を添えます。