2026.03.03
なぜ祝言屋は昔ながらの日本の結婚式に拘るのか。それは古来日本人が当然のように執り行っていた儀式だからです
祝言屋はもう十年以上、この昔ながらの日本の結婚式「祝言」というスタイルに特化して運営して参りました。
開業して間もないころ同業他社にはよく「祝言だけでなく神社やチャペル式も取り入れた方が集客できるんじゃないか」と言われました。
恐らくその通りだと思います。
間口が狭くニッチなところは本当に難しい。間違いありません。
わかっていて何故そのようにしなかったのか。

ここからは個人の経験であり他を否定するものではありませんのでご理解ください。
長くホテルやレストラン、専門式場で仕事をしていると麻痺します。
結婚式=仕事
仕事であることは間違いありません。結婚式を提供してお金を得るのですから。
しかし、たくさんやりすぎて右から左だったこともまた事実です。
チャペルの鐘は30分刻みで鳴り、披露宴は一日三回転。
誰かや何かを記憶しているかといわれれば答えはNOです。

そんな時、たまたま昔の結婚式の写真を目にする機会がありました。
そこには派手さや笑顔はなく、ただ凛として新郎新婦が写真に納まっていました。
緊張感。家族になる責任感。嫁ぐという覚悟。様々なものを感じました。
古くは当たり前のように自宅で挙げていた結婚式。
両家を結びこれからの門出を祝う儀式でした。

結婚式はイベントじゃない。儀式としてきちんと執り行うべきなのだ。
それがこのスタイルに拘り続ける理由です。
誰かの強制したり、布教するつもりはありません。
ただ、少数で構わないので共感いただける方にきちんとした儀式を提供したい。
それがこれからも祝言屋の存在意義であり、唯一の主張です。
